最後に、この時代の日本国外の状況に関する文献について、です。
帝国主義の状況に関するもの、清国の状況に関するもの、朝鮮の状況に関するものを挙げています。朝鮮について日本人が書いたものも、ここに含めています。
「帝国主義の状況と清国・朝鮮」の内容構成について
まずは、日清戦争が発生した19世紀後半の帝国主義と植民地化の状況に関する参考図書です。ベトナムとエジプトに関するものもここに挙げます。
- レーニン 『帝国主義論』
- 松本信広 『ベトナム民族小史』
- 山口直彦 『新版エジプト近現代史』
→ 帝国主義と植民地化
清国が巻きこまれ、敗れた、アヘン戦争とアロー戦争に関する参考図書です。
- 陳舜臣 『実録アヘン戦争』
- 矢野仁一 『アヘン戦争と香港』
- 矢野仁一 『アロー戦争と圓明園』
→ アヘン戦争・アロー戦争
19世紀の後半、清国の外交を実質的に掌った李鴻章と、当時の清国の対日・対朝鮮政策に関する参考図書です。
- 岡本隆司 『李鴻章』
- 岡本隆司 『世界の中の日清韓関係史』
→ 李鴻章と外交政策
江華島事件による開港から日清戦争期に至るまでの、朝鮮の近代史に関する参考図書です。
- 木村幹 『高宗・閔妃』
- 山辺健太郎 『日韓併合小史』
- 山辺健太郎 『日本の韓国併合』
→ 朝鮮近代史 @
姜在彦の朝鮮近代史に関する著書3冊です。
- 姜在彦 『朝鮮近代史』
- 姜在彦 『朝鮮の攘夷と開化』
- 姜在彦 『玄界灘に架けた歴史』
→ 朝鮮近代史 A
朝鮮近代史に関する参考図書は、他にもまだあります。
- 砂本文彦 『図説ソウルの歴史』
- 趙景達 『近代朝鮮と日本』
- 金重明 『物語 朝鮮王朝の滅亡』
- NHK DVD 『日本と朝鮮半島2000年 脱亜への道』
→ 朝鮮近代史 B
朝鮮の経済史、および当時の経済状況、さらに当時の日朝の経済関係に関する参考図書・論文です。
- 李憲昶 『韓国経済通史』
- 塩川一太郎 『朝鮮通商事情』
- 唐沢たけ子 「朝鮮防穀令事件」
- 高橋秀直 「防穀令事件と伊藤内閣」
- 吉野誠 「開港期の穀物貿易と防穀令」
- 高崎宗司 「在朝日本人と日清戦争」
- 島田昌和 「経済立国日本の経済学 − 渋沢栄一とアジア」
→ 朝鮮の経済状況
日清戦争期の朝鮮、とりわけ内政改革についての参考図書・資料です。
- 朴宗根 『日清戦争と朝鮮』
- 柳永益 『日清戦争期の韓国改革運動−甲午更張運動』
- 森山茂徳 『近代日韓関係史研究』
→ 日清戦争と朝鮮内政改革
朝鮮の内政改革を主導した朝鮮公使・井上馨についての参考図書・資料です。
- 世外井上公伝編纂会編 『世外井上公伝』
- 堀雅昭 『井上馨−開明的ナショナリズム』
- 渡辺修二郎 『評伝 井上馨』
- 曽根松太郎 『当世人物評』
- 小島直記 『出世を急がぬ男たち』
→ 内政改革主導者 井上馨
当時朝鮮を訪問した、あるいは満州に居住していた西洋人による朝鮮・満州の観察記録です。
- イザベラ・バード 『朝鮮紀行』
- クリスティ 『奉天三十年』
→ 西洋人の観察記録
閔妃殺害事件に関する参考図書・資料です。
- 角田房子 『閔妃暗殺』
- 崔文衡 『閔妃は誰に殺されたのか』
- 秦郁彦 「閔妃殺害事件の再考察」
- 金文子『朝鮮王妃殺害と日本人』
- 杉村濬 『明治廿七八年 在韓苦心録』
→ 閔妃殺害事件
まずは、19世紀後半の帝国主義と植民地化の状況に関する参考図書です。
→ ページのトップに戻る
|